活動報告
暖かな日差しが差し始めた3月の2日から5日の4日間、勝浦市の日本武道館研修センターにおいて千葉大学居合道研究会の春合宿が行われた。今回の春合宿は私が主将になってから初めての大きな活動であり、一抹の不安を抱えながら私は合宿地に向かっていた。
初日は午後からの稽古だったが、岸本先生をお招きして指導をしていただいた。時間はそれほど長くは取れなかったが、1グループ3人ずつの少数指導により、皆非常に充実した時間を過ごせたと思う。
2日目からは加藤先生もお招きし、指導をしていただいた。岸本先生は私用のため2日目の午後にはお帰りになられたが、二人の先生方による指導は我々に充実した時間をもたらしてくれた。
3日目は筋力トレーニングを交えつつ、加藤先生および2日目の午後から来てくださった前田先輩と技の理合についての指導をしていただいた。基本的かつ本質的な指導を通して、部員一人一人が自分の居合を見直す事ができたと思う。
3日目の夜は合宿恒例の飲み会の予定だったが、同じ場所同じ日程で合宿をしていた専修大学の学生と合同での飲み会となった。合同で稽古をする時間は取れなかったが、なかなかできない他大学との交流の機会が持てたのは思わぬ幸運であった。合宿最後の夜に楽しい時間を過ごさせてくれた専修大学の皆さんに今一度感謝を。
最終日は、自由稽古の後総当たりでの試合を行った。上級生下級生入り乱れての試合となったが、皆合宿での成果を十分に発揮できた良い演舞ができていた。
今回の春合宿は私が運営する初めての大きな行事ということで拙い部分もあったが、皆それぞれ得るもののある合宿になったと思う。また今回は、部員間だけでなく他大との交流も深める事ができた。また機会があればこのような場を設けられたらいいと思う。次の夏合宿には新しく入った一年生も参加するため、居合研全員が楽しめる夏合宿になるようにしていきたい。
文責 二年 阿部