中央地区居合道大会

出場選手・戦績

弐段の部

 前田 準優勝

初段以下の部

 阿部 二回戦出場

 小林 二回戦出場

 大木 初戦敗退

活動報告

 強い日差しが夏の気配を感じさせる5月20日、奇しくも自分の誕生日であるこの日に中央地区大会が行われた。

 大会への出場経験の少ない自分にとってこの大会は新人戦に向けて試合の感覚をつかむ重要な機会であり、そのことを意識したせいか少し緊張気味であった。

 試合では、できるだけいつも通りに演舞をすることを目標にした。第一試合は一つ上の他大の先輩とだったが、ここでは適度に緊張していたおかげかミスもほとんどない演武ができたと思う。しかしこの勝利で気が緩んだのか二回戦は何度もミスをしてしまい、結果として負けてしまった。

 今回の大会は初めて試合に勝つことができた大会であり、勝利の充足感を知ることができ、新人戦でも一度でも多く勝てるように自分の技の良さを出していきたい。

初段以下の部 2年 阿部良哉


この中央地区大会は自分にとって他の大学の同期たちと試合であたる初めての大会であった。しかし、それゆえ緊張していたのか大会の開会式にて説明されていたにもかかわらず、自分の演武が終わった後、終わりの礼法、終礼を忘れてしまうという失敗をしてしまった。

今後は礼法を忘れないようにしたい。

文責 2年 大木


5月20日に行われた中央地区大会における私の目標は、業の流れを意識することと緊張のせいで動きが固くならないようにすることであった。結果から言えば今大会でも緊張はしてしまったものの、以前とは違い試合の相手ではなく仮想敵を意識した演武を心掛けたことが功を奏したようで、初戦にしてはスムーズな演武ができたのではないかと感じている。業の流れに関しては達成したとまでは言えないものの、以前の試合に比べれば格段に改善されたであろうと思う。

今回は2回戦敗退という悔いの残る結果に終わってしまったが、この2回の演武から見つかった課題点もある。まず流れを意識するあまり斬りが小さくなってしまう点と、業の後半が雑に見えてしまう点、そして、やはり緩急がついていない箇所がある点である。どれもしばしば指摘されており稽古でも注意はしていたが、これを機に修正に力を入れていきたい。

直後に控えている新人戦に向けて、私は以上の3点の改善を目標として稽古に励みたいと思う。特に斬りを大きくすることについては試合で絶対に達成したいと考えている。本番までの期間は短いが、一つ一つ課題点をクリアして試合当日に自分が納得できる演武ができるよう努力していきたい。

文責 2年 小林