千葉県大会

出場選手・戦績

二段の部 優勝 宮田

     三位 小池

初段の部 優勝 前田

段外の部 優勝 小林

活動報告

夏休みも残り一週間となった9月24日に県大会が行われた。

この大会はほとんどの一年生にとってはデビュー戦にあたり、同輩と試合ができる貴重な機会でもあった。私は、この機会を心待ちにすると同時に、公式戦で優劣が付くことへの不安も感じながら当日を迎えた。

 今回の試合の目標は、初戦で緊張しないことだった。というよりも、緊張しないというよりは、緊張が原因で実力が発揮できなくなったりしないこと、といったほうが正しい。これは女子大会の初試合を前に私が極度の緊張状態に陥った経験をもとに立てた目標である。結論から言うと、私は今大会の目標は全くと言っていいほど達成できなかった。会場についた時点ではさほど緊張していなかったが、試合を目前にして一気に体が固くなってしまい、その緊張状態を初戦までに脱することができなかった。その結果辛勝はしたものの、初戦は私が目標としていた演武とは程遠い出来だった。しかしその後の3試合では、落ち着きを取り戻し、自分らしい演武ができたと感じている。

 また今大会では二段の部および初段の部において本学の先輩が優勝されている。それと同じ優勝という結果はとても喜ばしいものだが、目標が達成できていない以上手放しに満足することはできない。そもそも目標自体に無理があったし、試合時の緊張も自分の気持ちに追い込まれたことが原因であり、改善の余地がある。そのため私は次の試合に向けて、自分の精神をある程度制御する術を身につける必要があると考えている。今後は稽古を通じて様々な面における課題を分析しながら上達していきたい。

文責 一年 小林