10周年記念式典


 8月25日に、当研究会10周年記念式典が行われました。前半が演武会、後半が祝賀会という構成でした。
 以下、OBの立場から感想文を寄稿いたします。

 全体的に、非常にスムーズに進行されていたと感じられました。学年の上下を超えて現役生が一体となり、入念な打ち合わせとリハーサルが行われた結果であろうと思います。私が現役だったころ、片手で数えても指が余る程度しか部員がいなかったことを思うと、かくも大きく成長してくれたものだと感慨もひとしおでした。
 もちろん、それは演武を拝見しても同じことが言えます。もとより当研究会では、形の正しさは守りつつも、個性溢れる業が抜かれていました。それが良い方向に受け継がれていると、現役生の演武から感じ取れました。好みや癖、体格を活かした、自分らしさ溢れる演武は、10周年を飾るに相応しいものだったと言えるでしょう。
 後半の祝賀会も、大過なく終えられたことと思います。演武会のときと合わせ、来賓の先生方、並びに関東学生居合道連盟加盟校の方々からの祝辞をいただき、節目までこぎつけられたことに往年の苦労が蘇り、またそれに倍する達成感や充実感がこみ上げてきました。

 10年は、長いようでもあり、短いようでもあります。居合道研究会のこの先の10年、20年がどのようなものになるか、楽しみに見守らせていただきます。
 願わくば、「この先の10年」がみなさまにとって輝かしいものであり、また10年先にも変わらず「この先の10年」を語り合えますように。
(文責 OB)



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