段位審査会


【合格者】

一級合格3名
十月六日居合道研究会に入り早五か月が経ち新入生である私たちはこの度一級審査を受けることになりました。今回の審査を受験するのは私こと小阪、宮入、山崎の三人であります。現在主将である三年生の黒澤先輩が今回の付添人でした。ともに大学に入って初めて居合を始めたこの三人ですが無事全員合格を頂き晴れて一級を授かることができました。
今回の審査の概要を報告します。まず、今回一級審査を受けにきた人数は12人程度と非常に少人数での審査会となりました。受験する人は僕らのほかに高校生が三人程度。大人が六人ぐらいで全員男性でした。着替えて道場に入ると、軽く準備運動を始めて素振りを2〜30回し、礼法の確認を行います。その後会場の設営のお手伝い(審査員の方が使われる机や椅子の運搬)をし、最後にもう一度着装の確認を行いました。居合の審査会は剣道などの審査会とは少し違い、まずはじめにいきなり審査をするのではなく審査員の先生による講習会を行います。今回は一級審査ということで、審査において抜く技は各自自由に決めれたため、その技一つ一つを先生が前で抜き注意点など言ってくれます。その後実際に何回か自分が審査会で抜く予定の業を抜き先生にアドバイスなど頂き、着想や礼法もチェックしてくださいます。
講習会が終わるといよいよ審査です。審査は三人一組で行い三人並んでそれぞれが決めた業五本を抜きます。時間制限は特に設けられておらず、自分のペースでゆっくりと抜くことが推奨されています。審査員は五人前から横に一列に並び受験生の業をチェックし、合否を決めます。一級審査においては主に礼法について見られているので業が完璧でなくとも形さえしっかりとしていれば合格には影響しないそうです。今回では受験した12人すべての受験生が合格することができました。
(文責 1年)



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