第37回水鴎流古傳武道大会


 10月11日、藤枝市市民体育館で開かれた水鴎流古伝武道大会に参加した。

 年齢も流派も様々な参加者が一堂に会す大会である。私は今回、大会というものに初めて参加することになったが、会場入りした瞬間、体育館を包む雰囲気に圧倒されてしまった。

 午前中は、様々な流派の居合だけでなく、杖術や小具足、薙刀など様々な武術の模範演武が行われた。午前中いっぱいを使った模範演武は、非常に興味深いものばかりであった。特に鎖鎌においては武器自体も演武も初めて見たが、首元に鎖を巻きつけたりなど、私の想像を超えた戦い方をしていたのが印象に残っている。

 私が出場した段外の試合は、昼前から始まった。試合前に稽古の時間は取れていたので緊張は解けていたつもりだった。結果としては、あえなく敗北してしまった。しかし今回、試合に負ける経験をしたことで、自分の演武の問題点・改善点がたくさんあることを実感した。それだけでも収穫であろう。敗北という経験を糧に、よりいっそう稽古に励もうと思う。


(文責 1年)




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