2009年度五段以下審査会 (夏)
8月30日。今日は、四街道武道館で五段以下審査会。この日は台風の影響もあり、生憎の空模様だった。 審査を受けるため弐段受講者1名、初段受講者2名の計3名が会場に足を踏み入れる。会場内は、いつもの稽古とは空気が違う。一級審査のときとも違う独特の緊張感がある。 審査の前には、講習というものがある。この講習で礼法・業の確認を行い、気持ちも落ち着かせる。 でも、周りの受講者が自分よりもかなり上手く見えるわけで。 ほんの少し、不安になるわけで。 だけど、夏の合宿や日頃の稽古があるわけで。 自分の業を抜くことしか出来ないわけで。 それだけなわけで。 指定された業を抜く。 ただ、業を抜いているときは頭の中がゲレンデの如く真っ白になるので、あまり覚えていない。 実技審査を終え、受講者3名全員合格。 その後、学科試験へ。 初めての学科試験は、実技審査より緊張せずに望むことが出来た。皆、自分の考えを自分の言葉で表現する。 学科試験も全員合格が出来た。 審査を受けた皆が合格したことが嬉しかった。 今後も、日々稽古に励み皆の礼法・業が上達していきたいと改めて思った。 |
(文責 4年) |